2019年の8月にこんな文章を書いている。
その中に、
我がブログ三友亭雑記は先月の24日をもって開設11周年を迎えていた。
なんて一節がある。ということは、2020年は12年目、2021年は13年目だから、今年は…え〜と〜…14年目になる。
そう、今日は私がブログと言うものを書き始めて14年目の記念日となるらしい。この間、世の変化は凄まじく、東日本での災厄に始まる未曾有の災害は幾度となく繰り返され、政権は一旦自民党から離れたと思ったらすぐさま自民党に戻ってしまい、よもや、もうそんなことは起こり得ないと思っていた国家間の大規模な戦闘が始まり…なんとか現状維持を保っていた私の収入も定年により大幅に下がってしまったのは去年のことだ(笑)。
この変化の多くはほとんどが、私にとってあまり快くない変化であったことは言うまでもない。むろん、好もしいと思われるような変化も幾ばくかはなかったわけでもない。が、全体的には少なくとも私にとっては世の体は好ましくない方向に進んでいるようにしか思えない。そして、その変化の傾向は加速度的に増してきている気がして暗澹たる思いが…
このままでは、上の文章でも紹介した、
戦争が廊下の奥に立つてゐた
渡辺白泉
なんて句が、現実のものになってしまうような気がしてならない。
以上は今日、この文章を書くにあたって過去の「ブログ記念日」と題した文章を読み返してみての雑感である。おんなじことばかり書いているなあ、と思わないでもないが、まあ年に一度は真面目に世の中というものを見回してみようか…という日に、この7月24日はなっているようである。そんでもって、書いているのは「おんなじこと」であっても、その切実感はより高まっていることは…少なくとも私には否めない。
ともあれ、この長い年月、多くの方にお世話になってこのブログは続いている。まことに持って感謝、感謝である。
下の写真は、ほんの僅かではあるが感謝の印である。
コメント
今年はめでたく記念日当日の更新ですね。
14年目のブログ記念日、おめでとうございます。
11年前の大震災をはじめ、いろいろなことがありましたね。
穏やかな日々が訪れるように願っています。
蓮の花でしょうか。きれいです。
源さんへ
>蓮の花でしょうか。
はい、蓮の花です。藤原宮跡で取ったものです。
バックはお気付きの通り香久山です。
本当にいろんな事がありました。
これからも色々あるでしょうが…まあ、よろしくお願いいたします。
前回の記念日を拝見したのはつい最近のような気がいたします。一年は早いものですねえ。そろそろ次回の記念日の原稿を用意されたほうがいいのでは?
あ、そうそう、変化といえば、変わらぬものもありますよ。
消費税が茶の間に居座つてゐる 薄氷堂
薄氷堂さんへ
>変わらぬものもありますよ。
いやいや、変わってますよ。茶の間にどっかり居座ってるものですから消費税はますます肥え太って…そのうちに、きっともっと肥え太りますよ。
[…] 7月24日はブログ記念日2019年の8月にこんな文章を書いている。 その中に、 […]