万葉ウオーキングに参加しました   5

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万葉ウオーキング3回目の日からもうじきひと月が経つ。その翌日からレポートを始めてから今日がもう5回目。とは言うものの、まだ全行程の半分もお話できていない。しかしながら、こうやって、ノロノロと書いている内に、お聞きしたお話の記憶を定かではなくなっている。どこまでがお聞きした話なのか、どこからが私の勝手な思い込みなのか…次第に判然としがたくなってきた。先を急がねばならない。あの日お聞きしたお話の記憶が残っているうちに、この一連のレポートは終わらせなければならない。

ということで、今回からは少々はしょりながら先に進むこととする。


今はコンクリート製の収蔵庫の中に鎮座する金谷の石仏から、次の目的地である志貴しきの御県みあがたにいます神社までは、5分とかからないぐらいの距離である。畑の横の細い道を西に少しゆくと前方にあまり大きくはないが、なにか曰く有りげな木立が見える。そこが…志貴御県坐神社である。当日は日差しの強い暑い日であったから、このような木立はまことにありがたい。

さあて、ここでのお話は坂本先生である.

志貴御県坐神社は大和の国に置かれた6つの御県(高市・葛木かずらき十市とおいち・志貴・山辺・曽布そふ)の一つで志貴の地に建てられた式内大社で、境内地は第10代崇神天皇の磯城瑞籬宮の伝承地でもある。

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