新しき春のお慶びを申し上げます。
上の写真は我が家から徒歩で2分の所にある三輪坐恵比須神社の拝殿の横に掲げられた扁額(?)である。かけてある位置が位置なのでまっすぐにとることができずに、ゆがんだ形になったものを無理に四角くしたもので、体裁が悪いが、見ていると何かしらうれしくなってくるような絵柄なので、皆さんにも見ていただきたいと思いここに張り付けた。
文字の方が欠けているので、少々補っておくと
人はみなみ~んな誰かの福の神
とある。なかなか含蓄のある言葉であるなと、心に残った。はたして、私は誰かとって「福の神」であり得ているんだろうかなどと思いつつ、賽銭箱にチャリ~ンと音を立てさせて二礼二拍手一礼。恵比寿さん相手には少々担当が違うかな…などと思いながら「コロナ退散」の祈願を行なった。いや、コロナ禍がどこかに行ってくれない限り「商売繁盛笹もってこい」なんて状況にはならないのだから、やはり恵比寿さんとて取り組まなければならない問題ではあろう。
それから180度方向転換をして、大神神社方面に向かう。コースはいつも通りの
平等寺ー成願稲荷ー大神神社ー磐座社ー狭井神社ー大美和展望台ー久延彦神社ー若宮さん、そして最後は我が家の氏神様である素佐男神社
結構な数のお社を回るので、それぞれの神様との交際費が馬鹿にならない。お参りに回るときはいつも財布の中の小銭を点検しておかなければならない。
それでも、平等寺さんのお住職さんにはいろいろとお教えいただいていることも多いし、大神神社はもちろん外すことはできない。磐座神社だって、おととしの心臓の手術の時にはお守りいただいたことだし、狭井神社は大神神社と表裏一体。久延彦神社は職業柄お世話になることも多いし、薄氷堂さんの代理の参拝も兼ねているので外すことはできない。
結構大変なのである。
大美和展望台から見た大和平野の南半分である。大和三山も葛城・金剛の二つの頂もはっきりと見えている。そしてこの場所で振り返ると、
もちろん、三輪山である。山自体が御神体なわけであるから、ここで手を合わせたって十分にご利益はある。さあ、皆さん手を合わせていただきたい(笑)。
最後にお示しするのは、
久延彦神社から見た二上山である。何かとフアンの多い大津皇子のが眠る山であること周知のごとし。お彼岸の頃の日暮れ時にこの山を見ると、二つの山頂の間に夕日が沈む…というのもご承知の通り。
最後にお参りするのは、我が家の氏神であるところの素佐男神社。近所の人たちは親しげに祇園さんと言っている。私も一昨年までの2年間は神社役員として、その祭礼のお手伝いをさせていただいていた。その時はいろいろと不手際で申し訳ありませんでしたとか、コロナのおかげでなかなかお祭りができませんなあとか言いながら、ここでもコロナ退散のお祈りをする。
というところで、私の本年の初詣は終了。これから先、奈良の方の有名なお寺や神社に足を向けることはあるかもしれないが、それは私にとってオプションであるから、気が向けば…というぐらいのもの。さてさて、今年はどんな一念になるのやらと思いつつ家に帰る。例年になく寒い一月一日であった。
ということで
みなさん、昨年はこのようなつまらぬブログにお付き合いいただき本当にありがとうございました。本年もよろしければ、ときどき覗いてくだされば、まことにありがたいことと思います。
コメント
遅ればせながらの明けましておめでとうございます。
こちらは新年気分もなく、いつもと変わらぬお仕事でした。
1/365だったな。
今年もよろしくお願いします。
おめでとうございます。
私は、5日から本年の勤務が始まりますが、その土曜日には大腸の内視鏡検査。
あれこれ、体の維持に手間がかかるようになりました。
gatayanさん、明けましておめでとうございます。
こうして拝見すると、奈良の山はとても穏やかに思えます。
若草山も三輪山も、そして二上山も。
生駒連山、大阪と奈良を行き来するのに何度も通りました。
今となっては寒風山を見て若草山を思い出します。
去年は何かとお世話になりました。
今年もどうぞ宜しくお願いします。
只野さんへ
元日は別にして、昨日今日とまことに穏やかな日正月でした。
年末はかなり冷え込んだのですが、そちらほどでないのはご承知の通り。
こんな穏やかな正月に相応じた一年になってほしいと願うばかりです。
今年もどうかよろしくお願いいたします。
久延彦さんに代参してくださる三友亭さんはまさに福の神、おかげさまで頭の正常はなんとか保たれているように思います(たぶん)。ありがたや、ありがたや。ますます福の神としてご活躍されますよう祈っております。
コロナ禍がおさまるまでにはまだ時間がかかりそうです。くれぐれもご自愛ください。
薄氷堂さんへ
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
まあ、誰かの福の神になるよりは、誰か私の福の神になってくれはしないかと期待しているのですが…それもできるだけたくさん人が…
コロナ禍の先行きはまたまた見えなくなってきましたが、そのトンネルの先にどのような世の中が待っているのか、楽しみでもあり怖くもあり…といったところです。